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MAKEAI JOURNAL / AIの使い方

Claudeでスライドを作る方法|Slidesの使い方とPowerPoint出力【2026年10月更新】

MakeAI編集部 公開 2026.09.20 更新 2026.10.20

Claude Slidesとは?スライド作成・編集とPowerPoint出力の使い方

Claude Slidesは、会話の内容や手元の資料からプレゼンテーションを作り、スライドを編集できる新機能です。Claude上での発表に加え、PowerPointやPDFへの出力も案内されています。公式発表

2026年9月16日に発表された機能です。2026年10月20日に公式の提供条件を再確認しました。プロンプト、構成案、確認表はMakeAIの編集提案です。実際の生成品質や、出力したPowerPointの編集性を検証した記事ではありません。

利用できるプランと基本的な使い方

2026年10月20日確認の公式ヘルプでは、SlidesテンプレートはFreeを含む全プランで標準有効です。Enterpriseも10月15日から標準有効になると案内されています。Artifactsの利用にはコード実行とファイル作成の設定が必要です。会話でスライドを依頼するほか、入力欄の「Output」やArtifactsのテンプレートから始められます。公式ヘルプ

作成した資料はスライド単位で直接編集できます。利用する端末で必要な編集・共有の操作ができるかは、現在の画面と公式ヘルプで確認してください。利用量は契約プランの上限に算入されます。利用条件

仕事で試す際は、最初に「誰に何を決めてほしい資料か」を決めます。見た目の指定だけでは、説明は整っていても会議の目的に合わない資料になりがちです。

5枚の提案資料を作る指示例

たとえば、社内で問い合わせ対応の改善を提案するなら、次のように依頼できます。内容は架空の業務を想定しています。

添付の問い合わせ集計をもとに、部長会議で使う5枚の資料をClaude Slidesで作ってください。
目的は、翌月に小規模な改善テストを行うかどうか決めてもらうことです。
発表時間は5分です。

1枚目:今回決めてほしいこと
2枚目:問い合わせの現状。件数と集計期間を示す
3枚目:改善案を2つ比較する
4枚目:小規模テストの対象、担当、期間
5枚目:判断に必要な未確認事項と次の行動

数字は添付資料だけを使ってください。
削減効果は実測していないため、確定した成果として書かないでください。
情報が足りない箇所は「要確認」とし、補うべき内容を知らせてください。
デザインは読みやすさを優先し、1枚に詰め込みすぎないでください。

入力資料が長い場合は、先に「今回の会議で扱う範囲」を伝えます。すべての情報を5枚に詰めるのではなく、判断に必要な情報と参考資料を分けることが大切です。

修正は見た目より先に、話の順番を確認する

最初の下書きでは、タイトルと各ページの結論だけを読んでみます。それだけで提案の内容が理解できるかを確かめてから、図や配色を調整します。

確認する点 修正の指示例
結論が遅い 1枚目で承認してほしい内容を具体的に示してください。背景説明は2枚目に移してください。
比較の条件が違う 2つの案を、費用・担当者の負担・開始までの期間という同じ項目で比べてください。
効果を言い切っている 削減率はまだ測定していません。期待する効果と、テストで確かめる項目を分けてください。

文字が小さいときは、単に「大きくして」と頼むだけでなく、本文を減らす、表を分ける、説明を別ページへ移すといった調整を行います。小さな注記に重要な条件を押し込めると、発表中に読み取ってもらえません。

PowerPointへの出力で確かめたいこと

公式にはPowerPointとPDFへの出力が案内されています。ただし、書き出せることと、自社で必要な編集ができることは別々に確かめる必要があります。

納品先で文字や図を直す予定があるなら、試作したPowerPointを開いて次を確認してください。

  • 本文がテキストとして選択でき、必要な箇所を書き換えられるか。
  • 図表やグラフを、引き継ぐ担当者が修正できるか。
  • 日本語フォント、改行、表の幅が意図した状態で表示されるか。
  • スライドショーにしても、文字切れや重なりがないか。

これは出力物を受け入れるための確認項目で、Claude Slidesがすべてを満たすと保証するものではありません。編集が不要な配布用ならPDF、修正して使うならPowerPointというように、用途に合わせて実物を確認します。

架空の集計から、五枚の構成を作る完成例

以下は、入力と期待する構成を対応させたMakeAIの編集例です。Claude Slidesで生成して確認した実測ではありません。実在する会社や顧客の数字ではなく、効果の検証も行っていません。この短い資料なら、指示した内容と出力を自分で照合できます。

【問い合わせ集計・架空教材】
対象:営業部が受け付けた2026年9月の問い合わせ100件。
種類:料金40件、操作30件、契約20件、その他10件。
一次回答までの平均時間:全体で6営業時間。
種類別の平均時間:未計測。
FAQで回答できそうな候補:料金の質問12件。担当者の再確認が必要。
試行案A:料金FAQを作成。準備に担当者4時間、確認に責任者1時間を予定。
試行案B:返信テンプレートを作成。準備に担当者2時間、確認に責任者1時間を予定。
試行期間:10月12日から16日を提案中。実施は未承認。
効果:回答時間の削減率は未計測。外部への支払額は未確認。

この資料へ、本文の五枚構成の依頼を組み合わせます。期待する構成は次のとおりです。見出しは編集案であり、実際の出力を転記したものではありません。

ページ 見出し案 載せる数字・条件
1 料金問い合わせの小規模改善を試すか決める 実施は未承認。目的は試行案の選択
2 9月の問い合わせ100件のうち料金が40件 40・30・20・10件。全体平均6営業時間
3 FAQと返信テンプレートを、準備時間で比べる Aは計5時間、Bは計3時間。外部費用は未確認
4 10月12〜16日の試行で、回答時間を測る 期間は提案。対象と担当の確定が必要
5 対象12件の妥当性と担当者を確認する FAQ候補12件は確認待ち。効果は未計測

ここで「FAQを作れば問い合わせが三割減る」と書かれたら不合格です。その根拠は入力にありません。また、料金40件すべてがFAQで回答できると扱うのも誤りです。候補は12件で、まだ担当者の確認が必要です。平均6営業時間は全体の値なので、料金だけの平均として表示してはいけません。

2枚目のグラフは問い合わせの種類別件数を示してください。
料金の回答時間として「6営業時間」を表示しないでください。
4枚目は実施済みの結果ではなく、未承認の試行案です。
FAQ候補12件を全40件へ広げず、確認待ちの条件を残してください。

入力にある値、計算できる値、未確認の値を分けて見れば、デザインの好みより先に内容を検収できます。実際に試す際は、この条件表に合った出力になったかを記録してください。

業務に取り入れるときの試し方

過去に作成した資料を1本選び、同じ元データから試作すると比較しやすくなります。制作時間、数字の誤り、直したページ数、担当者への引き継ぎやすさを記録してください。

最初から全社の資料を置き換える必要はありません。短い社内報告で、構成づくりから出力後の確認まで一度通してみると、任せられる範囲が分かります。AIへの依頼の基本は、プロンプトの書き方も参考になります。

入力資料から、スライドに載せる主張を選ぶ

Claude Slidesへ長い文書を渡すときは、すべての節を同じ分量でスライド化する必要はありません。決裁者向けの五分の提案なら、読み手が知りたいのは、承認する内容、必要な費用、担当者への影響、実施後の確認方法です。詳しい背景や個別の記録は参考資料へ回します。発表の目的と、残しておく情報の区別を先に決めておくと、枚数を減らすたびに説明が崩れることを防ぎやすくなります。

MakeAIでは、スライドを作る前に「主張/根拠/読み手にしてほしい判断」を一行ずつ書き出す方法を提案します。たとえば「問い合わせの一次回答を見直す」が主張なら、根拠は対象期間の件数と対応時間で、求める判断は小規模な試行の承認です。根拠にない削減効果をタイトルに入れないこと、判断が必要ない説明ページを増やしすぎないことを確認します。

まだスライドを作らず、構成を確認したいです。
各ページについて、次の四項目を表にしてください。
ページの役割/一文の結論/使う根拠/発表者が口頭で補う説明。
同じ結論を繰り返しているページはまとめてください。
数字を使う場合は、入力資料の名前と対象期間も付けてください。
根拠がない主張は削除せず「確認待ち」として区別してください。

五枚に収まらないときの判断

情報が多いからといって、文字を小さくして一枚に収めると読めなくなります。まず、その情報が今回の判断に必要かを確認します。必要なら一枚増やすか、比較表の軸を絞ります。参考情報なら後半の補足へ移します。「五枚」という指定は目的を達成するための目安であり、重要な条件を隠すための制約にしません。

たとえば二案を比較する表に十二項目がある場合、会議中に決める三項目を本編へ残し、残りを補足表にできます。ただし、安い案だけ条件が悪いことを補足へ隠してはいけません。費用、実施期間、担当者の負担など、案の採否に影響する条件は本編に置きます。どの項目を省いたかを説明できる状態にしてください。

数字をグラフにする前に、比較条件をそろえる

表をグラフに変えると見やすくなりますが、比較の条件が違えば誤解も生まれます。仮の例として、四月の問い合わせが百件、五月が八十件だったとします。五月が二十日までの途中集計なら、単純に「二十%減った」と結論づけられません。集計期間、営業日数、対象窓口、除外した件数を先に確認します。

割合を使うときは分母も伝えます。「返信が遅れた割合」が、全問い合わせのうちなのか、営業時間内に受けた問い合わせのうちなのかで意味が変わります。グラフの見出しには対象を、注記には必要な集計条件を残します。注記が長すぎて読めなくなる場合は、集計条件を説明する別ページかノートへ分け、口頭だけに頼らない形にします。

見つかった問題 修正の頼み方 受け入れ確認
途中月と確定月を比較 同じ日数にそろえるか、比較不可と明記 結論が集計条件を超えていない
割合の分母がない 計算対象と件数を併記 元表から計算を再現できる
棒グラフの単位が不明 円・件・時間などの単位を明示 軸と本文の単位が一致する
未計測の効果を確定値で表示 試行で測る項目へ変更 実績と目標が視覚的にも分かれる

編集する箇所を限定して、修正前後を比べる

修正を頼むときは、ページ番号と対象をセットにします。「三枚目の比較表は、費用の行だけ更新し、見出しと他の数値は維持してください」と伝えると、確認範囲が明確になります。デザイン全体を作り直す場合は、そのことを明示して別の版として確認します。細かな修正のつもりで構成まで変わった場合は、元の版と比べて戻す箇所を指定してください。

文章の修正では、数字と固有名詞を残すかどうかを指示します。「短くする」だけでは、対象期間や条件が消えることがあります。「二〇二六年十月の国内営業部を対象とする」という条件を残して短くするなら、その条件を保護対象として伝えます。変更箇所の説明を受け取っても、それだけで確認を終えず、実際のページを開いて読みます。

見た目の確認は発表する大きさで行う

編集画面で拡大すると読めても、投影すると小さすぎる場合があります。スライドショーで全画面にして、長い見出し、脚注、表の数字を確認します。会議室の後方で読む想定なら、本文を減らした版も比較してください。読みやすさは文字サイズだけでなく、行数、余白、背景と文字の色の差でも変わります。

色だけに意味を持たせる図は、凡例や文字も添えます。赤と緑の違いだけで採用案と不採用案を示すのではなく、案名と判断を読めるようにします。図の矢印がどこへ向かうか、凡例がどの系列を指すかも確認対象です。装飾を増やす前に、会議中に一目で理解できる情報の順番を整えます。

PowerPointを引き継ぐときの検収手順

書き出したPPTXは、作成画面の見た目だけで合格にしません。引き継ぎ先が使うPowerPointで開き、全ページを順に確認します。文字が選択できるかだけでなく、長い社名に変更したときに枠からはみ出さないか、数字を一桁増やしたときに表が崩れないかを試すと、実際の修正に耐えられるか判断しやすくなります。これらは検収方法の提案で、今回実施した試験ではありません。

画像になっているグラフを数値から更新したい場合は、元データと編集できるグラフが必要です。画像のままで問題ない説明図と、毎月更新する数値表を区別して依頼します。元データが付いていないなら、引き継ぐ担当者がどこから数字を取得するかを記録してください。編集可能という言葉だけで、すべての要素が同じように直せると判断しません。

納品前に、作成したPowerPointを確認してください。
全ページ:文字の欠け、重なり、改行、表の幅。
本文:テキストとして選択・変更できる箇所。
図表:更新できるデータと、画像として固定された箇所。
リンク:参照先と表示名。
内容:元資料の数字、対象期間、未確認事項。
確認できなかった項目は、確認済みの項目と分けて報告してください。

発表用と配布用を分ける場合

発表用は短い言葉と図で説明し、配布用は前提を読める形で補うことがあります。同じファイルを使うなら、発表者のノートや補足ページに説明を置きます。別ファイルにするなら、数字の更新が片方だけにならないように、元資料と更新日を共通にします。配布先に不要なメモや未確定の案が含まれていないかも書き出し後に確認します。

次回に使うためには、完成した資料だけでなく、入力資料、採用した構成、修正の理由を短く残します。毎回同じ表が崩れるなら出力後の修正工程を見直し、毎回結論を直すなら構成依頼を見直します。生成時間が短いことだけでなく、会議で説明でき、次の担当者が更新できる状態までを制作の完了としてください。

会議の目的が変わったときは、タイトルから見直す

進捗の共有用に作った資料を、予算承認の会議で使う場合は、最後のページに承認依頼を追加するだけでは足りないことがあります。読み手が決める内容、比較する案、金額の前提を前半へ置き直します。元の資料から流用できる数字と、新たに確認が必要な数字を分け、見た目だけを整えて使い回さないようにします。

修正後は、全ページのタイトルを順番に読み、話がつながるかを確認します。「現状が分かった」から「この案を実施する」へ飛んでいるなら、他の案との比較や判断理由が不足している可能性があります。ページの役割を明確にしてから、説明を足すか、不要なページを減らすかを決めます。

発表を担当する人が別にいる場合は、その人に構成と数字の前提を渡します。制作担当者が口頭で補えば分かる資料でも、引き継ぎ先には伝わりません。発表者が質問を受けたときに元資料へ戻れるよう、出典や集計条件を補足ページかノートに残してください。

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